はじめての「紙博in東京」レポート

文房具・手帳

先日、浅草の産業貿易センター台東館で開催された「紙博in東京 vol.11」に行ってきました。

絶対手に入れたい商品がある!というわけではなく、前々から気になっていたし行ってみようかな、というゆるりとした気持ちでの参加。

そのためイベントなどはスルーしてしまったのですが、紙博ってどんな雰囲気なのか、気になっている方の参考になればうれしいです。

(会場の写真は少なめです。あらかじめご了承ください!)

この記事はこんな方におすすめ
  • 今後紙博に行く予定の方
  • 紙博の雰囲気が知りたい方

紙博とは?

まずは「紙博」について簡単におさらいを。

紙とイラストを愛する人のためのフェスティバル「紙博」。手紙社が選び抜いた珠玉の作り手たちが、自らブースに立って自慢の作品をお届けします。
……
2017年に浅草で産声を上げて以来、東京、京都、福岡、神戸、岡山、仙台など、さまざまな都市で開催してきました。

(※ 紙博HPより引用)

紙ものや紙雑貨、はんこなどのアナログ文具が好きな人たちにはたまらないイベントです。

私も開催当初からイベントは認知していたのですが、人混みが苦手なこともありなかなか重い腰が上がらず……。文具熱が今年再燃して気になる作家さんが増えたこともあり、ようやく行くことに決めたのでした。

当日までにしたこと

いろいろ予習をしておいたほうがいい、というのはネットでなんとなく知っていたのですが、実際にやったのは以下の最低限の準備のみでした。

準備したこと
  • 公式HPから会場マップを印刷、目星のお店に印をつける
  • 公式HPで気になる出展者をお気に入りに登録(これはしなくても支障なかった)
  • 公式instagramをフォロー:最新情報や注意事項の確認
  • 前売り券の購入:特典のはんこが欲しかったのと、当日券の売り切れに備えて

ほかにも、どんな作家さんや商品が見れるのか雰囲気を知りたい時はinstagramの「紙博 | 商品カタログ予習帳」を見ておくと◎

また今回から、一部の作家さんはLINEで入場整理券(抽選)が必要になったよう。気になる作家さんがいる場合、早めのリサーチが必要そうです。

会場の様子

わたしが訪れたのは、紙博初日の9月19日(金)。開場時間の9時には並ぶ人もいるとのことで、わたしは特に欲しい限定品などがあるわけではなかったため、少し落ち着くであろう11時ころに行きました。

エレベーターもありますが並んでいたため、歩いて会場入り口のある4階へ。入り口でチケットを見せ、入場用リストバンドとパンフレット、前売り特典のはんこをもらいます。

4階は「紙ものおすそ分けっこ」や「はんこ押し放題」などの、手紙社主体のブースがメインでした。

5〜7階の出店フロアは思っていたほどの混雑ではなかったものの、人気のところはすでに列が長く伸びており、商品を見るのもひと苦労といった感じ。

13時ころには人の波も落ち着いていたので、どうしても欲しいものがあるとき以外は、午後から入場するのがおすすめです。

また、購入列最後尾の人は並ぶときに「最後尾はこちら」看板を掲げる決まりがあるようで、ちょっとそわそわしました。笑

購入品

ここからは、実際に購入したものを、ブースの混み具合と合わせて簡単にご紹介します。

iwahankoさん

Instagramで見かけてから、ゆるくてどこかシュールな世界観にずっと惹かれていたはんこ屋さん。

ネットショップではいつも売り切れが続いていたので、実際に手に取りながら購入することができてうれしかったです。

購入時には少しだけ列ができていましたが、割とすんなりお会計へ。

はんこ押し放題スポットもありました。

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ネクタイさん

レシートまでかわいい……!

今回購入した出展者さんの中では一番混雑しており、商品を見るのも、購入するのも少し並びました。

欲しかった新作のはんこは売り切れてしまっていたため、マスキングテープを中心に購入。
ネクタイさんの不思議であたたかな世界観、とても好きです。

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しまむらひかりさん

以前からすきなイラストレーターさん!なかなか近所で商品や作品をお見かけすることがないので、念願の初対面でした。

新作のメモパッドとミニカードをGET。こちらはゆっくりじっくり商品を見ることができました。

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LIVRO FOFO

おまけや特典。(おそらく)リソグラフ印刷の栞や活版印刷のコースター、ミニカードなど。

帰り際にたまたま見つけた、印刷会社主体の本関連の文具ブランド。京都からの初出店だそうで……!本も印刷も大好きなので、たまらない出会いとなりました。

一冊の本が出来上がるまでを、漫画風にコミカルなイラストで描かれたデザインにひとめぼれ。レターセットや一コマごとのポストカードなどもありましたが、悩みに悩んでリソグラフ印刷のポスターを購入しました。

こちらは現金払いのみでした。

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HITOTOKI

HITOTOKIブースでも、しまむらひかりさんのアイテムを。

氷印スタンプがやはり人気で、レジ並び列もありました。

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【未購入】賑わっていた出展者さん

以下は、すでに商品がだいぶ少なくなっていてなにも買わずに帰宅したブランド、混雑していて諦めたブランドです。

あくまでわたしの興味関心のあるブランドに限っての言及&体感ですが、よければ参考にしてみてください。

絶対欲しい場合は、やはり初めのころにまわるのが吉ですね(わたしがブースを訪れたのは14時ころでした)。

おまけ:紙博 パンフレット&前売り券購入特典

19日(金)の前売り券購入特典のはんこ(日付印)と、紙博のパンフレット。どちらもトビマツショウイチロウさんのイラストが愛らしいデザインでした。

準備しておくといいもの

実際に行ってみて感じた、持っていってよかったもの・持っていけばよかったものはこちら。

  • 現金:キャッシュレス対応していない出展者の方もいました
  • クリアファイル:購入品や公式パンフレット(会場地図付き)の保管
  • エコバック:袋が有料だったり、持ち手のないものが多かったです
  • 小さめのノートや手帳:限定ハンコや、ハンコ押し放題のブースがあります
  • 飲みもの:会場に自販機はありますが、あると安心◎

あとは休憩スペースがなかったように記憶しているので、元気な身体とふかふかの靴でしょうか💪

おわりに

正直、行く前までは「商品はお店やウェブショップで買えるし、混んでいるところにわざわざ行かなくてもいいかなあ」なんてことも考えていました。

ですが、実際に足を運ぶことで新たな出展者さんとの出会いがあったり、作られているご本人にお会いできたり、会場にいる人たちがみんな「紙もの好き」だという事実になんだか心があたたかくなったり。

そういったイベントならではの空気感や高揚感を味わえるのが、紙博の醍醐味だなと感じました。

案外、気軽な気持ちと準備でもたのしめたので、わたしのように気になっている方はぜひ参加してみてください。

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