アドビことはじめ クリエイティブカレッジ|Illustrator実践コースの感想

デザイン
記事内に商品プロモーション・アフィリエイトを含む場合があります

こんにちは、phew.(フゥ)です。

先日、6月末から始まった「Adobe クリエイティブカレッジ Illustrator実践コース」第9期の受講が終わりました。

わたしは諸々の事情で卒業課題を提出できず修了証はもらえていないのですが😵、実際に受けてみてどうだったのか、受講を考えている方の参考になればうれしいです。

アドビことはじめ クリエイティブカレッジとは?

「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」は、これからデザインや動画編集をはじめたい!という初⼼者の⽅や、 現在のスキルをよりブラッシュアップしたいという方を対象としたアドビ公式の無料オンラインスクールです。Illustrator、Photoshop、 Premiere Proを学べる全5コースをご用意。毎週2回、約3ヶ月の講座の中で、基礎から応⽤までを ぎゅっと凝縮して学ぶことができます。

公式サイトより抜粋)

上記説明にある通り、Adobe Creative Cloud有償メンバーであれば、完全無料で受講できる短期完結型の講座です。

IllustratorとPhotoshopは「基礎コース」と「実践コース」の2つがあり、今回わたしはIllustratorの実践コース(実践 印刷デザイン編)を受講しました。

受講に必要なもの・こと

1.Adobe Creative Cloud への登録

申込時点で Creative Cloud への登録が必要です。 まだお持ちでない方は、事前に登録しておきましょう。

▶︎ Illustratorはこちら
▶︎ Photoshopはこちら
▶︎ その他のプランはこちら

※ 全て公式サイトへ遷移します。

2. 事前申し込み

受講には事前申し込みが必須で、募集の締め切りは開講の約2か月前に設定されています。

私が参加した第9期までは、Illustrator・Photoshopともに実践コースには定員があり、抽選で受講可否が決まっていました。
しかし、2025年10月から始まる第10期以降は、この定員枠が撤廃されました(=全コース定員なし)。

コースの選び方

基本的には、「基礎コース」→「実践コース」と順番通りに受講するのがおすすめです。

PhotoshopかIllustratorどちらのコースにするかは、今後伸ばしていきたい領域によるのかなと思います。

わたしはWebよりもグラフィックデザイン(紙媒体)に力を入れていきたかったためIllustratorコースを、そしてデザインスキルは別としてソフトの基礎は身についている自負があったため(歴自体は10年以上&名刺やDMなどの入稿経験あり)、実践コースを選びました。

ただ、PhotoshopもIllustratorもデザインする上で必須のツールであることは間違いないので、学び始めの方は純粋に惹かれたほうを選んで問題なさそうです。

▶︎ コース申し込みはこちらから

Illustrator実践コースで学べること

コース概要

今回わたしが受講した、実践コースの概要はこちら。

商品を売るための印刷物づくりを学ぶ

『Illustrator|基礎編』の修了者または同等のIllustrator基礎知識保持者を対象としたステップアップコースです。 全14講座の中でレイアウトの基本や印刷における色の使い方、ポスターや二つ折りリーフレット制作などを実践的に学び、クライアントワークを疑似体験できます。 これまで身につけた Illustrator のスキルを仕事に活かしてみたい、という方には最適です。

公式サイトより)

毎週水曜日(課題などにより異なります)に配信される動画を見ながら学習を進めます。 動画はコース入校後1年間視聴可能なので、復習にも便利です。

学習途中に任意のミニ課題(2つ)、最後に必須の卒業課題があります。

講座の内容

講座の内容によって担当講師の方が変わり、前半はフォントや配色などの基本を、後半は印刷物について実際に課題などを通して手を動かしながら学ぶ形式でした。

制作する印刷物も、「DM→チラシ→リーフレット」と、回を追うごとに難易度が増していき、学んだことをもとに課題を作成する流れです。

今回の課題は、新規開店するフルーツジュース屋さんの販促物制作(おそらく毎期同じ)。

制作した課題に対するレビューは基本的にありませんが、受講者のみが閲覧できる専用サイトに投稿することで同じ受講者の方から反応をもらえたり、他の方の制作物をみることができます。

わたしの学習の進め方

わたしの作業環境はMac Book AirとiPad。

Macで動画を視聴(1.25〜1.5倍速)しながら、iPadのGoodnotesというアプリにスライド資料(PDF)を読み込み、書き込んでいました。
あとから復習したいときにもパッと見やすく、思い出しやすいのでおすすめです。

(Goodnotes自体がとても便利なアプリなので、いつか詳しくご紹介したいです!)

Goodnotes|生まれ変わったノート|メモアプリ
世界中の何百人もの人々に愛されているAIノートアプリ、Goodnotesを使って...

ただ、動画の後半では、配布されたデザインデータを使って作業する工程が多くありました。そのため、サブモニターがあるとベストだと思いました。

受講した感想

感想としては、率直に受講してよかったです!
以下は、そう感じた具体的なポイントです。

苦手意識のあったところをわかりやすく教えてもらえた

  • クライアントの要望から本質を汲み取ってデザインに落とし込む過程
  • パターン出しの具体的な手順
  • 販促物の展開方法など、プロの考え方

といった、なんとなくわかってはいるけど実際にやるのは難しい部分について、具体的に教えてもらえました。

わたし自身が苦手意識を持っていた部分だったので、とても助かりました。

抜け落ちていた部分を再認識できた

スクールや実務を経て、基本的なスキルは身についていると思っていました。

ただ、業務で必要な範囲しか学んでいなかったこともあり、どうしても知識に偏りがあったり自己流になっている部分も多くありました。

今回の受講を経て、そんな抜け落ちがちな部分を認識できたのがよかったです。

また、「印刷実践」というだけあり、

  • 特色や印刷加工についての理解
  • 印刷所への入稿前データの確認方法
    – オーバープリント、リッチブラックの使いどころ
    – インク総量と確認方法
    – 特色指定の方法

などの実践的な内容を、具体例とともに学べてとてもためになりました。

構えすぎなくても大丈夫◎

受講前は「実践コース」という名前から、「やっぱり基礎コースを申し込んだほうがよかったかな」と少し不安になっていました。

ですが実際は、デザインの勉強を始めたばかりの方や、ツールをこれから本格的に使いこなしたい方が多い印象で、過度に心配する必要はなかったと感じます。

講師の方も動画で丁寧に解説してくれますし、コミュニティ内で他の受講生と交流することもできます(わたしは利用しませんでしたが)。

ツールの基本操作がわかっていることが前提ではありますが、わたしと同じように「実践」という名前に尻込みしている方がいたら、思い切って飛び込んでみてほしいです!

現在11期生を募集中

11月25日(火)23:59まで、11期生を募集しているようです。
気になる方はぜひ応募してみてください!

▶︎ 詳細&申込はこちらから


▼ デザイン学習にはこちらもどうぞ 🍵


\ 独学に不安がある方はスクールもおすすめ  /

タイトルとURLをコピーしました